【飲んでみた!】ブルーマウンテンブレンド(小川珈琲)

カップオン型1杯コーヒー

【飲んでみた!】ブルーマウンテンブレンド(小川珈琲)

こんにちは!
市販ドリップコーヒー分析職人のポポです!

気付けば前回の更新から2週間が経ってました・・・最近時間が経つのが早く感じます。涙

さて、そろそろスーパーで売られている市販ドリップコーヒーもメジャーなものは全て飲み尽くしてきており、残るは特徴の強い商品だけになってきました。笑

というわけで今回は数年前から気になっていたちょっとお高めのドリップコーヒー商品に手を出してみました!

その商品は小川珈琲さんの「ブルーマウンテンブレンド」です!

本商品について

商品スペック

お値段:646円(税込)
袋数:5袋入り
一杯あたりの値段129.2円
生産国:ジャマイカ、ブラジル、コロンビア、グアテマラ
分量:10g

本商品のポイント

小川珈琲さんの商品はこれまでもいくつかご紹介させていただいています。↓

どれも軒並み高評価で個人的には”安心感”があります!

その小川珈琲さんの本商品ですが、本ブログ最高価格の1杯当たり約130円

今までわたしが手が出してこなかったわけです。。笑

小川珈琲さんでは過去紹介させていただいていますが、独自の基準を設けた上で輸入しています。それがARKという規格。

簡単に言いますと通常、生産国のコーヒー豆のグレードは欠点豆の数や豆の大きさ等で決定されます。

が、ARKではさらに”味わいの評価”も追加され、厳しい基準をクリアしないとARK認定されないようになっているんです。

今回の商品に使われているコーヒー豆は複数ありますが、全てそのARK基準を満たしているそうですよ!

本商品、パッケージ前面左下部に使用しているコーヒー豆の情報が全て記載されています。

ARKブルーマウンテン 浅煎り 30%
ARKブラジル     深煎り 20%
ARKブラジル     浅煎り 10%
ARKコロンビア    深煎り 20%
ARKコロンビア    中煎り 10%
ARKグアテマラ    浅煎り 10%

小川珈琲さんでは各種豆の味を最大限に引き出すために分量や焙煎度を細かく調整されています。

今回の商品もブルーマウンテンの特徴を最大限に活かすための工夫がなされていることでしょう!

今までいろんな企業のドリップコーヒーを飲んできましたが、商品にここまで詳細に分量や焙煎度を記載されているのは小川珈琲さんだけですからね!

どんな味わいになっているのでしょうか!

内装とドリップバッグについて

では内装パッケージを見てみます!

クリーム色とブルーの2色でデザインされていますね。

ここでもコーヒー豆の種類や分量が事細かに記載されています。

続けてドリップバッグです!

これは小川珈琲さんのドリップバッグですね!

フックの部分がクリーム色で切り取り線に「OPEN HERE」と書かれています。

セットしてみると注ぎ口が広い!

一般的なドリップバッグよりも30%くらい広い感覚です。

それと、結構色味的に浅煎り豆が目立ちますね!

ちなみにドリップしているときはこのような感じ。

1滴もこぼすことなくドリップすることができましたよ!

とてもいい香りが漂います。

果たしてそのお味やいかに!




分析結果と総合得点

味の分析結果

<ポポの分析結果はコチラ>※
香り:4
酸味:4
コク:3
風味:3
※各項目ごとに5段階評価で実施。
香り(1香ばしくない ~ 5香ばしい)
酸味(1弱い ~ 5強い)
コク(1軽い ~ 5重い)
風味(1心地よくない ~ 5心地よい)
このブログにおける風味とはコーヒーを飲み終えた後の感覚・鼻で深呼吸した時の気分を表しています。


ほんのり焦げ付いた香りがしつつも上品な香ばしさがあります。

酸味は当初あまりなく、微かに舌の根元で感じる程度。
しかし、数分するとじわじわと強くなり、柑橘系の酸味が口いっぱいに広がるようになります。

コクは程よく、とても中性的な味わいですが、喉で大人の苦味を感じることができます。

風味としては口の中でコーヒーの芳潤な香りが広がり、鼻を通り抜ける空気が心を落ち着かせてくれますね。

総合得点と飲んだ感想など

総合得点は100点満点中、、、85点です!

高級感を味わえるプチ贅沢な一杯!

飲んでいるうちに味を変え、味わいを2度楽しめるコーヒーでした!

特にほろ苦さが特徴で、飲み終わった後の苦味はなんとも言えない大人な感覚!
(ピーナッツの渋皮を食べた感じ!)

美味しさの証であるコーヒー豆の油分は水面に少しだけ浮かんでました!

ブルーマウンテンらしさを全面に出すのではなく、他の豆と上手くブレンドしてオリジナルで最高の一杯を作り上げようという小川珈琲さんの信念を感じました。

味わいこそ一級品ですが評価が伸び悩んだのはやはり一杯当たりの価格を考慮したのとブルーマウンテンの味わいそのものを期待していたからですかね。

ブルーマウンテンの味わいを期待するならもう少し安価な「モンカフェ ブルーマウンテンブレンド」の方がオススメです!場合によって使い分けると良いと思いますよ!

何はともあれ、数年前から気になっていた小川珈琲さんのブルーマウンテンブレンドを飲むことができて、どこか安心しました!

popo
popo

ホッ。

小川珈琲さんの伝統の一杯!気になる方はぜひ一度お試しください!

以上、ポポでした☆

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