コーヒー焙煎は1000円もかからない!実体験も踏まえて証明するよ!
どうもこんにちは。
市販ドリップコーヒー分析職人のポポです。
この度わたくし初めてとなる体験をしました。それは、
コーヒー豆の焙煎!
以前からず~っと「焙煎してみたい!」と思いつつ、コーヒー焙煎機が数十万する高価なものであることが障壁となっておりました…
しかしこの度、1000円もかからずコーヒー豆の焙煎が実現できましたので、同じ悩みを持つコーヒー好きな方の参考になればと思い、体験談を交えつつご紹介します!
コーヒー豆の焙煎とわたし
きっかけはコーヒーインストラクター3級の焙煎体験
普段は市販ドリップコーヒーを色々と吟味しては商品の特徴や味わいを勝手に分析している私ですが、一応コーヒーの資格も持っております。
その資格を取得する過程の最初、コーヒーインストラクター3級の講習会でコーヒー焙煎と出会ったのが「自分も焙煎してみたい!」と思ったきっかけです。
↓受講当時の私も焙煎に大興奮しているのが伝わるかと。笑
日常生活で焙煎については知る機会はない
とは言えその後、日常生活でコーヒー焙煎の機会があるか?と問われると
まったくありません!笑
それもそのはず、普段生活しててコーヒー豆を選んだり、挽いたり、飲んだりすることはあっても焙煎することなんてないですからね。笑
でも市販ドリップコーヒー分析職人として、コーヒー好きな一般人として、
焙煎について知りたい!
という想いは日に日に強くなる一方でした。
でも焙煎って
- 価格が高い(数十万~)
- 環境が必要(熱源、排気、スペース)
- メンテナンス
など等、気軽にできるものではないですよね。。
なので行動に移すかどうかのジレンマに陥っておりました。
焙煎を知る・体験するのに最適な焙煎方法
X(旧Twitter)にてアンケートを実施
このジレンマを脱するべく、X(旧Twitter)のアンケート機能を使ってフォロワーの皆様のお力を借りてみました!
あの、わたくしコーヒー生豆の焙煎機を買おうと思うんです。
でも安いのから高いのまで色々あって悩んでます。。
焙煎機を選ぶ際に最も気をつけるポイントってなんでしょうか?
目的は「”焙煎”を知るため」です!😎
— ポポ@市販ドリップコーヒー大好き元カフェ店員 (@coffee_popo) March 1, 2024
焙煎機を買うなら何をベースに買うべきか?という問いに対して113票もの投票をいただき
その結果、
- 機能調節できるもので選ぶべき・・・32.7%
- まずはフライパンで焙煎・・・30.1%
- わたしは飲む専門です・・・23.9%
- メーカー(サポート)で選ぶべき・・・13.3%
という回答に!
投票いただきましたフォロワーの皆様。本当に感謝します!
焙煎を知る、お手軽にしたい目的なら手鍋焙煎
回答結果の多かった順としては2番目にはなりますが、『目的が”焙煎を知りたい”ということであれば自分の手で焙煎するのが一番良い』という意見も多くいただきました。
結果として私の目的とも合っていそうなので、「自分の手で焙煎!」を採用させていただくことに!
ただ、フライパンだと風味が逃げやすかったりするというご意見もいただき、手鍋で実践してみる事にしました!
手鍋焙煎の準備と実体験
手鍋焙煎に必要なもの
ここからは手鍋で実際に焙煎をするまでの体験談です!
手鍋焙煎に必要なものとしては下記が最低限必要になります。
- ガスコンロ
- 換気扇
- 片手鍋(フタ付き)
- コーヒー生豆
- ザル(ステンレス製)
- 軍手
ここではガスコンロと換気扇はどのご家庭でもある前提で話を進めます。笑
ちなみにわが家はIHなので災害時用に買っておいたカセットコンロを使いました!
新たに購入したのは手鍋とコーヒー生豆のみ
手鍋もIH用のものしかなかったので手軽に購入できるシンプルな手鍋ということで向かったのが、皆さんもご存じダイソー!
500円で手鍋が入手できました!笑
あとはコーヒー生豆の準備ですが、ネットで調べてみると意外とたくさん販売されているものです!
ただし、kg単位で販売されている事が多いんですよね。
私は失敗を恐れる小心者ですので、少量のg単位から販売していただける「極上珈琲 生豆本舗」さんを利用させていただきました!
申込から数日ですぐに届きました!
ちなみに↑の1袋120gで大体300円位です!
片手鍋の500円と300円の豆、つまり800円もあれば100gの珈琲が焙煎体験できるのです!
(※生豆を焙煎すると2割ほど軽くなるので100g)
焙煎方法はYoutubeを参考に、でも大失敗!
そして一番大事なのが焙煎方法!
道具が揃っていてもやり方が分からなければどうにもなりません。笑
ところが今のご時世、ありがたいことに焙煎方法についてはYoutubeに関連する動画がごろごろと転がっております。
たくさんあるので見てるだけである程度、焙煎方法の基本を知ることができますよ!
中でも私が一番参考になったなと思うのは「煎りたてハマ珈琲」さん。
Youtubeリンク:
家庭でできる珈琲の焙煎方法をお伝えします!【煎りたてハマ珈琲】
↑片手鍋焙煎での必要な情報は全てこの動画に含まれているのでは?と思います!
初コーヒー焙煎の感想と手ごたえは
というわけでついに自宅で初コーヒー焙煎!
ドキドキしつつ、
重さをはかり、
換気扇を付け、
カセットコンロに火をつけ
鍋を温め、
コーヒー生豆を投入!!
鍋をフリフリ、
鍋を温め、
鍋をフリフリ、
鍋を温め、
を繰り返し行くうちに匂いが変わり、見た目が変わり、ほんとに変化が良く分かる!
これは、、、楽しい!
な~んて思っているとフリフリしたときに鍋フタと豆がぶっ飛び大惨事に…
また、そうこうしているといつの間にか煙モクモク!真っ黒に!
という訳で、初焙煎は大失敗に終わりました~笑
真っ黒!笑
悔しくて別のコーヒー生豆で再度手鍋焙煎!
今度は、見た感じは上手く焙煎できたように感じます!
初手鍋焙煎のお味は
さっそく真っ黒になって大失敗した1回目(ブラジル産)のコーヒーを飲んでみました!
- どっしりとした深い香り。焦げ感。
- 酸味はほとんどなく、深いコクがあるが飲みやすい
- 芳醇な味わいと苦味が口一杯に広がり心を落ち着かせてくれる風味。
という訳で意外や意外、味自体はかなり美味しくできていました!
一方、2回目(コロンビア産)の見た目が良い感じのコーヒーも淹れてみます。
- 草や木っぽい香りで心地よくない
- オレンジのような柑橘系の優しいキレイな酸味
- コクは程よく、深くもなく浅くもない。
- 飲み口はフルーティで後味に程よい苦味が残り、ナッツの風味。
香りが草木のにおいがして、お世辞にも美味しいとは言えない結果に。。
どのコーヒーも全てスタッフ(私)が美味しくいただきました!
さいごに
コーヒー焙煎は奥が深いことを実感!
1回目の焙煎(ブラジル)では大失敗に見えたものの美味しく、
2回目の焙煎(コロンビア)では成功したかに見えましたが美味しくなかったという結果に!
2回目のコーヒーが美味しくなかったのは豆の水分が十分に抜けてない事が原因のようで、高温で短時間の焙煎となってしまった事が良くなかったようです。
見た目が良くても香りや味がよくないのはダメですね。。
焙煎は奥が深い事を改めて身をもって知りました!
この反省は次に活かします!
まとめ:初めて×手軽に×美味しく なら手鍋焙煎!
今回は焙煎を知りたい、やってみたいという想いから手鍋焙煎の準備から実践まで、体験談を踏まえつつご紹介させていただきました!
私と同じように
- やったことないけど焙煎してみたい
- 場所や予算も限られてるけど焙煎したい
- どうせやるなら美味しくできる方法がいい
という方は手鍋焙煎がオススメです!
ただ、火の取扱いや煙の換気などには十分にお気を付けくださいね!
そしてこれを見て「やってみたよ!」という方、ぜひ教えてくださいね~!
以上、ポポでした☆
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