【飲んでみた!】UCCプレミアム マイルド&バランス(UCC)
こんにちは!市販コーヒー分析職人のポポです!
大寒波!とにかく寒いですね!
ポポは東京と縁はありませんが東京都心で48年ぶりの-4℃を記録したんだとか!
でも寒ければ寒いほど美味しいのがホットコーヒーなんですよね~^^
今回分析するのはUCCさんの「UCC PREMIUM マイルド&バランス」です!
本商品は現在販売されていないようです。
本商品について
商品スペック
お値段:321円(税込)
袋数:8袋入り
一杯あたりの値段:40.1円
生産国:ブラジル、コロンビア、グアテマラ
分量:8g
本商品のポイント
仕事の都合でUCCさん発祥の地でもある神戸に行ったときのこと。
立ち寄ったスーパーで覗いてみるとこの商品が目に付きました。
何やらコーヒーの産地だけでなくコーヒー豆のブランド名も記載してあるではありませんか!(画像は下部の「内装パッケージ」を参照)
今まで50種類以上の市販ドリップコーヒーを分析してきましたが豆のブランドまで書いてあった商品あったかな、、、?という印象です!
という訳で即買い!
パッケージを見てみるとどうやら”最高等級アラビカ豆100%”と書かれています。
コーヒー豆の種類については過去記事の【知っておきたいコーヒー雑学】コーヒー産地(ブラジル、コロンビア)と種類(アラビカ、ロブスタ、リベリカ)についてをどうぞ↓)
さらにブレンドの配合率も記載されています!
①サントスNo.2(ブラジル)40%
②コロンビアスプレモ(コロンビア)30%
③グァテマラSHB(グアテマラ)30%
少し調べてみたのですが、
- ①サントスNo.2は”実質No.1”みたいです。
<理由>ブラジルでは300gの生豆サンプル中に欠点豆4個以内のものをNo.2と評価します。欠点豆0というのはほぼあり得ないためブラジルではNo.1グレードを設けずNo.2を最上級とし、No.8までランク分けしています。 - ②コロンビアスプレモも最高級です。
<理由>スプレモとはコロンビアでのコーヒー豆の格付け等級の最高等級で、豆の大きさが規格を満たしたものだけに格付けされます。
また、スペイン語でスプレモとは「最高級」という意味を持つそうです。 - ③グァテマラSHBももれなく最高級です。
<理由>グアテマラでのコーヒー豆の等級は産地の高度で7等級に分類されています。最高級グレードの豆は標高1350m以上と決められていて、その等級がSHB(ストリクトリー・ハードビーン)です。
勉強になりますね!さすが、プレミアムと言うだけあってすごいです!
これだけ勉強したらさすがに味が楽しみになってきました!
内装とドリップバッグについて
ではそろそろ内装パッケージを見て行きましょう!
メタリックブルーのカラーに味の解説が書いてあります。
先ほど説明しました高級豆の配合率が記載されていますね!
ではドリップバッグはどうでしょうか!?
ドリップバッグはコスト重視のドリップバッグですね!豆にお金をかけている分ドリップバッグは削るしかないかと思います!
ちなみに1杯の豆の分量が7gではなく8gというところも非常にありがたいです!
では!さっそく味を確認してみます!!
分析結果と総合得点
味の分析結果
<ポポの分析結果はコチラ>※
香り:3
酸味:4
コク:3
風味:3
※各項目ごとに5段階評価で実施。
香り(1香ばしくない ~ 5香ばしい)
酸味(1弱い ~ 5強い)
コク(1軽い ~ 5重い)
風味(1心地よくない ~ 5心地よい)
このブログにおける風味とはコーヒーを飲み終えた後の感覚・鼻で深呼吸した時の気分を表しています。
コーヒーの農園が思い浮かぶような香りがします。ふわりと香るコーヒーの香り。
鮮やかな酸味があり、上品です。その上品な酸味がピリリと喉のつけねに少し残るイメージですね。
コクは軽く、酸味を象徴するために邪魔をしない、かつバランスも取っている気がします。
洗練された風味で、雑味が全く無いです!そのためコーヒーの良い渋みがほのかに残ります。
総合得点と飲んだ感想など
総合得点は100点満点中、、、87点です!
ラテンアメリカ産コーヒー豆の特徴が全面にでている一品!
上品な酸味が好きな方にはもってこいだと思います!
コーヒー豆のブランド名が記述してある分、信頼度もありますし味も良し、焙煎も良し、コスパ良し!UCCさんには脱帽です!
点数については好みの問題だと思います!迷いなく誰にでもおすすめできる商品です!
皆様もスーパーなどで見かけたらぜひ!
同シリーズの別テイストはコチラからどうぞ!
以上、ポポでした☆
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